JAグリーン長野の話題

「農薬スタンド」稼働、一斉防除へ省力化

「農薬スタンド」稼働、一斉防除へ省力化

長野市若穂の川田地区の果樹農家とJAグリーン長野で組織する、同JA川田薬調利用組合が、今年の活動を始めた。共同で農薬の薬液調合をする施設、いわゆる農薬スタンドを運営。適期一斉防除を進める。農薬を調合する作業を省力化し、使う分だけを入手できるのでコスト低減にもつながっている。
18、19日に桃とネクタリンの防除を目的に稼働をスタート。2日間で49戸分約2万3000リットルを配布した。25、26日には、桃とリンゴの防除を目的に薬剤を配布した。稼働日には、JA職員6人が作業に当たる。農家は、事前に散布予定量を予約し、JAが薬剤を準備。当日、農家はチケットを示し、予約量の供給を受ける。施設は、主に土・日曜日の午前6時~8時、繁忙期は金曜日も含めて午前5時半~8時に動かす。2017年度、散布時期に合わせて13回稼働する予定だ。
スピードスプレーヤーで訪れ、供給を待つ農家は「農薬が無駄にならないからいい」と口をそろえる。「家だと水をためるのにも時間がかかるし、農薬も中途半端に余る。こうやってまとめてやってくれると助かる」とメリットを強調する。
結成から31年を迎えた同組合には、新規加入者4人を含め現在90人が加入。同市若穂地区には他に二つの薬調組合があり、同様の役割を果たす。川田薬調組合長の小森栄治さん(73)は「今年も安全第一で、組合の役割を果たせていければ良い」と意気込む。

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地元に愛される店へ、直売コーナー3倍に

地元に愛される店へ、直売コーナー3倍に

JAグリーン長野と長野県A・コープは24日、長野市篠ノ井のA・コープ篠ノ井店を改装し、新たにA・コープファーマーズ篠ノ井店としてオープンした。生産者直売所を中心に全面的に改装し、直売所を旧店舗の約3倍の91坪(約300平方メートル)に拡大。店舗全体でも売り場や商品を充実させ、地元から愛される「県下ナンバー1」の店舗を目指していきたい考えだ。
同店舗は2004年オープンで、県内A・コープ店の中でも上位の売り上げを誇る店舗の一つ。併設の直売所の売上高は年間2億1000万円強で、年々伸長している。出荷量が増えて手狭になり、直売会員から面積拡大の要望を受けていたことから、直売所を広げ、店内を大幅に改装した。
直売所面積を約3倍に拡大した他、店舗全体の売り場面積も広げ、JA管内では最大級の大型直売所を備えたA・コープ店舗となった。直売所は「グリーンスマイル篠ノ井」と命名。今後JA管内A・コープ店直売所の名称を「グリーンスマイル」としていく予定だ。
同日は、朝6時半から直売会員が農産物を陳列。キュウリの出荷に訪れた男性は「きれいに広くなって驚いた。たくさん出荷したい」と笑顔を見せた。開店前から50人以上が行列を作り、午前9時の開店と同時に多くの客でにぎわった。
普段から店を利用するという女性客は「リニューアルオープンを待ちに待っていた。店舗がきれいになり、買い物しやすくうれしい。これからたくさん安い野菜が並ぶのを楽しみにしている」と話した。
A・コープ直売会篠ノ井支部の小山隆規支部長は「生産者も心待ちにしていた店舗。安全・安心はもとより、おいしくて新鮮な農作物の栽培に励んでいきたい」と意気込んだ。JAの神農佳人組合長は「JAとしてA・コープを支援し、お客さまのため、組合員のためとなる店舗を目指していきたい」と強調した。

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パルセイロ通じPR、ホーム戦に出店

パルセイロ通じPR、ホーム戦に出店

JAグリーン長野は、サッカーJ3の地元チーム「AC長野パルセイロ」のブロンズすぽんさーを務め、農産物の販促、次世代層へのJA事業のアピールに力を入れている。長野市篠ノ井で開かれるホームゲームに、通年でブースを出店し、農産物や加工品を販売しPRする。冠試合は、今年から新たにレディースチームの試合も加えて計3回開催。准組合員やJA利用が少ない世代など幅広い層へJAをPRし、利用者を開拓したい考えだ。
同チームのホームゲーム開幕戦は19日に南長野運動公園総合球技場「Uスタジアム」で行われた。同日、JAブースでは、「雪中貯蔵リンゴ」やイチゴ、雪中貯蔵のジャガイモ入りの豚汁、アスパラガスは入った特製ホットドックなど管内産の農産物と総菜など15品以上を販売した。開場から、観戦客が途切れることなくブースを訪れ、行列もできるなど好評を博した。
初めてサッカー観戦に訪れたという男性は「豚汁がとてもおいしかった。応援のパワーにしたい」と笑顔を見せた。JA生産販売部営業課の飯島貴暁課長は「今後も旬の農産物を販売しながら、サッカーを通じてJAをPRしていきたい」と意気込む。

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HP全面刷新、幅広い世代にアピール

HP全面刷新、幅広い世代にアピール

JAグリーン長野は、ホームページ(HP)を全面リニューアルした。スマートフォン・タブレット端末からの閲覧にも対応して、表示サイズを自動的に最適化する。セキュリティーも強化した。
トップ画面にはJAのスローガン「人と人との絆 次世代につなぐ協同の輪」に合わせて、基幹作物の桃や次世代に伝えたい農業・農村風景が映し出される。今後、農繁期に向けて、さらにコンテンツを充実するとともに、JAの話題など定期的に情報発信し、幅広い世代へのPRの重要なツールの一つとして、活用を強化していく考えだ。担当者は「スマートフォンに対応することで、若い世代の方など、多くの皆さんが閲覧すると思うので、JAのPRになるよう、更新していく」と話した。JAグリーン長野のホームページアドレスはhttp://www.ja-grn.iijan.or.jp/

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販売額1億円超へ、生産振興で方針

販売額1億円超へ、生産振興で方針

JAグリーン長野花き部会は、長野市篠ノ井のグリーンパレスで、定期総会を開いた。部会員48人が出席し、2017年の振興計画を含む3議案を審議、承認した。同部会は17年度、販売金額1億1000万円、出荷本数200万本の大台を目指すことを確認した。目標達成に向けて、複合栽培を中心とした生産振興、仲間づくりの強化と栽培技術向上など、部会活動の活性化を図る方針だ。
同部会の16年度の販売実績は、前年度を6%下回る9600万円にとどまった。一方、ユーカリを含む花木品目の出荷量が前年対比32%増、シャクヤクの出荷量は同12%増と伸長。果樹生産者が複合経営化で、花きを導入するケースが多い。そうした事例を広めながら部会員を増やすとともに、技術向上で所得を100万円から200万円へ倍増させることも目標に掲げた。目ぞろい会や研修会などの開催、新品種・新品目の導入試作をする。主力品目では、空きハウスなどを積極的に活用し、施設化を推進することを確認した。
宮川昭夫部会長は「お互いの技術を共有し、より良い生産につなげていこう」と述べた。JAの塚田今朝幸専務は「花き品目は、軽く、高齢化にも対応している。90歳を超えても継続できる農業へ、JAも営農技術指導、生産販売体制を整え、支援する」と話している。

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