JAグリーン長野の話題

担い手に技術の継承を、ベテラン農家9人委嘱

担い手に技術の継承を、ベテラン農家9人委嘱

JAグリーン長野は、果樹生産者の持つ優れた栽培技術や経営ノウハウを新規就農者、若手農業者などの担い手に継承しようと、「営農相談員」制度を設け、生産者を相談員に任命している。2017年度は、信更・更北・若穂地区の9人に委嘱。JA営農技術員と共に、講習会の講師を務めたり、担い手の相談に応じたりして、果樹産地の維持へ技術継承に努める。
このほど同制度の委嘱式を長野市篠ノ井のJA営農センターで開いた。相談員8人とJA役職員が出席。神農佳人組合長が、一人一人に言葉を掛けながら委嘱状を手渡した。相談員からは、JA営農技術員と相談員が綿密に情報共有して、指導体制を強化できるよう要望の声が出た。
神農組合長は「農業で稼いできた実績のある、相談員の皆さんの持つ技術をぜひ若い人たち、後継者へと継承していただきたい」と依頼した。
任期は19年3月まで。若手を重点対象とした圃場(ほじょう)巡回や定年帰農者向けの農業塾への参加、個別の相談対応などをしながら、JAと力を合わせて産地維持に向けた栽培技術の継承に取り組む。

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無核ブドウ講習、短梢栽培習得と

無核ブドウ講習、短梢栽培習得と

JAグリーン長野と県長野農業改良普及センターは12日、無核ブドウの栽培技術を指導する「グリーンセミナー」を開講した。JA管内の定年帰農者、I・Uターンした新規就農者が対象で、昨年より2人多い41人が参加。年8回開き、基礎となる短梢(たんしょう)栽培技術の習得を目指す。担い手育成と産地継承につなげる目的。JA事業の利用促進も期待する。
同日は、長野市松代町の短梢栽培の園地で、芽かきと誘引を中心に栽培管理のポイントを学んだ。同センター職員が「芽かきは、花の咲く時期をそろえるために重要な作業」と説明した。
2回目の受講という女性は「栽培に挑戦して初めて分かったことや疑問がたくさんあるので、今年はたくさん質問して、出荷できるブドウを作りたい」と意気込んだ。
講義前の開講式では、JAの安藤猛営農部長が「シャインマスカットなどの種なしブドウは消費者からの人気が高い。意欲的に栽培して、JAに出荷してもらえればうれしい」と激励した。
JAは、担い手の育成を目的に、新規就農者、定年帰農者らを対象に、果樹品目の栽培講習会やセミナーを開き、今年で10年目。ブドウに特化した「グリーンセミナー」は今年で5回目となる。

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販売7億円突破、冬場の品ぞろえ強化

販売7億円突破、冬場の品ぞろえ強化

JAグリーン長野A・コープ直売会の2016年度生産販売額が目標の7億円を突破し、7億1400万円に達した。会員数が増加し、出荷点数が増えたことに加えて、イベントなどで店の認知度が高まり、販売の伸びにつながった。17年度は、さらに上回る7億3000万円の目標を掲げる。
直売会は長野市の管内A・コープ3店舗(松代、ファーマーズ篠ノ井、ファーマーズ南長野店)の店内直売所へ出荷している。14年6月、各店にあった直売会を統合して発足した。統合により、会員は3店舗のいずれにも出荷できるようになり、意欲が高まった。
品目ごとの生産部会が、生産者の高齢化などで減少傾向にある中、直売会の会員数は年々増加。16年度は前年対比19人増の971人と勢いを増している。
販売の伸びをけん引するのは、生産者の努力だ。品数が減る冬場には、越冬野菜や施設栽培の果菜類、加工品の出荷などで、品ぞろえの充実に力を入れる。「顔の見える販売」を意識して、生産者が参加する農産物祭りなどのイベントを開く。
こうした取り組みで直売所の人気が高まり、安くて新鮮な地場産品を求める消費者ニーズに応えて販売を伸ばした。16年度販売額は、直売会が発足した14年度に比べると25%増、額にして約1億5000万円増加した。
3月には篠ノ井店が新装開店し、直売所面積が約3倍に拡大したことを追い風に、17年度は前年を上回る販売目標を立てた。「安全・安心・新鮮・おいしい農産物の出荷」をスローガンに直売会の活動を進める。
矢島憲夫直売会長は「お客さんが直売の魅力を感じて来てくれていることや、各種イベントが販売高向上に功を奏している。何より、生産者に"おいしいものをつくろう"という意識が芽生えてきていることが大きい」と強調する。

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アスパラ最盛

アスパラ最盛

JAグリーン長野松代農業総合センターで、施設栽培物に加え、露地栽培のアスパラガスの出荷が最盛期を迎えている。市場出荷を中心に、贈答用、学校給食用などで、10日には2000束(1束100グラム)を出荷した。
JAでは、施設物が2月15日から、露地物は4月13日から出荷開始。今年の生育状況は平年並みだが、昨年秋の天候不順で若干細めの仕上がり。価格は安定していて、JAは施設物で5月末、露地物は6月末ごろまでの出荷を呼び掛けている。JA管内では今年度、11万束の出荷を目指す。
生産者と出荷量が減る中、JAはアスパラガスを重点振興品目に位置付け、生産者と一体で取り組む。農業開発事業の積立金で1年養成株の費用を助成、県やJA全農長野の助成制度の活用も促しながら、定年帰農者などを中心に新規栽培者を確保。今年度は2人が新たに出荷を始め、来年度も2人以上が栽培に取り組む予定だ。営農技術員が土作りから指導し、1年生養成株の定植で早期収穫を目指すなど、手取り確保を進める。
営農部の富澤繁男営農指導課長は「早出しの産地として生産が盛んだった1998年ごろの栽培者数・生産量を目指していきたい」と意気込む。

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ウサギきねで、餅つき楽しく

ウサギきねで、餅つき楽しく

JAグリーン長野が運営する長野市の道の駅大岡特産センターは5日、子どもの日に合わせて餅つき大会を開いた。センター直売コーナーに出荷する直売会メンバーとJA生産販売部営業課職員が、観光客や利用客につきたての餅を振る舞った。餅つきは、直売メンバー9人やJA職員が大岡産のもち米9升を用意し、白餅1回、よもぎ餅を2回ついた。会場には子どもから大人まで多くの人が集まり、餅つきをした。
子どもたちを楽しませたいと、メンバーは自宅の樹木からウサギきねを切り出した。子どもや保護者らは「お月さまで餅をつくウサギみたい」と喜んだ。
餅は、きな粉と生産者提供の「辛味大根」を用意。千葉県から来た女性は「辛味大根を初めていただき、良い思い出になった。またぜひ訪れたい」と話した。
直売会の聖澤晋一会長は「好天に恵まれ、平年より多くの人が訪れた。旬の山菜や農産物が楽しめるので、ぜひ訪れてもらいたい」と話す。
センターは、国道19号沿いの「道の駅」。JAは大岡地区や施設を盛り上げようと、市と連携した企画を立て集客に力を入れている。

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