JAグリーン長野の話題

プルーン品評会で意欲向上へ

プルーン品評会で意欲向上へ

JAグリーン長野特産果樹部会プルーン専門部は7月26日、初めて「プルーン品評会」を開催した。個選品目のプルーンは、各戸で荷作りが進められることから、技術と品質の統一・向上、延いては生産者の栽培意欲の向上につなげようと、役員会で開催を決定。主力「サンタス」出荷開始に合わせて開催した。
品評会は部会役員、JA営農技術員・販売担当者のほか、長野農業農村支援センター、JA全農長野販売担当者も招いて審査。玉揃い、着色、ブルーム、熟度、外観に評価基準を設定し、総合的に判断。プルーンは、見た目を重視するか食味を重視するかにより、評価に違いが発生すること、また、初企画ということもあり、手探りのなかで時間をかけた審査となり、「最優秀賞」「優秀賞」「優良賞」を選出した。岡部勇専門部長は「様々な品種が作られている中で、品評会日と品種が指定され、適熟品を選んで荷作りするという点は生産者として非常に難しいなかではあったが、今後、役員会などで開催方法や課題等を検討しながら、少しでも生産者の意欲につながることを検討していきたい」と話した。
JAでは、生産者・部会の意見に基づき、品評会等の開催を計画し、品質向上への意識を高め、生産意欲の向上につなげたい考えだ。

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モモの仕上がり 生産者とJAがアピール

モモの仕上がり 生産者とJAがアピール

JAグリーン長野は、長野市篠ノ井の西部青果物流通センターで7月26日、「ももお披露目会」を開いた。新型コロナウイルスにより、毎年東京都内の重点取引市場で行っていた「トップセールス」を自粛。これに代わるものとして、地元報道各社を通じ、消費者や市場関係者へのPRしようと企画した。
会場では、安藤猛常務とJAもも部会宮﨑淳一もも部会長が今年のももの仕上がりなどを報告。安藤猛常務は「台風19号からの復興に向けて生産者みな努力をしており、JAとしても消費者の皆様に良いモモを届けていきたい」と強調。宮﨑部会長は、「おいしいおいしいJAグリーン長野のモモの時期がやってきた。ほどほどに雨をもらい、太陽の恵みをもらい、糖度も大きさも順調に仕上がってきている。JAグリーン長野のモモを見かけたら、ぜひ家族みんなで味わってもらいたい」とアピールした。
あわせて、生産者の持ち込み物の荷受け作業や光センサー選果機による選果作業、荷造り、また、生産者のほ場での作業なども紹介した。
JAでは、新型コロナウイルスの感染防止策を講じながら、生産者の努力を消費者や市場へとPRする機会を作っていきたい考えだ。

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モモ 安定・高品質出荷をめざす

モモ 安定・高品質出荷をめざす

JAグリーン長野主力品目の「モモ」の出荷が7月下旬、本格化した。7月前半の曇天・降雨によりやや熟期が早まっている。出荷は昨年より2日から3日ほど遅いが玉肥大は良い。4月に発生した凍霜害の影響を受けたが、その後の生産者の着果管理、適期作業により、着果量を確保。各品種とも微減を見込むが、JAともも部会生産者、また、重点取引市場との連携により、安定量、品質の高いモモの市場出荷で、単価の確保・向上をめざしている。
前半の主力「あかつき」「川中島白鳳」の出荷を前に7月22日から26日にかけて13会場で出荷講習会を開催。24日に長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで開いた講習会にはもも部会員ら約80人が出席し営農技術員が見本を示し、生育状況、出荷規格、出荷上の注意点を説明した。収穫期前の曇天・降雨により着色よりも熟度が進んでいることから、色を待ちすぎず、過熟に注意することを呼びかけた。また、昨年発生に苦しんだモモせん孔細菌病は、生産者の努力により、平年並みに抑えられていることを報告し、被害程度の軽いものは特別荷受けを行いながら生産者手取りの確保・向上につなげる方針を示した。生産者は「凍霜害に苦しめられたが、収穫を迎えることができたので、おいしいモモを出荷したい」と話した。
主力の「あかつき」「川中島白鳳」から、8月上旬には「なつっこ」、盆明けから「川中島白桃」「黄金桃」へと品種リレーし、約27万ケース(1ケース=5kg)の出荷を予定。関西・関東・地元・中京の市場へ「JAグリーン長野ブランド」のモモとして出荷していく。

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ドローン導入で水田作業の効率化に成功

ドローン導入で水田作業の効率化に成功

長野信更町の丸山孝人さん(64)は、完全自動飛行型の農業用ドローン(小型無人飛行機)を導入し、労力の軽減による水田作業の効率化に成功した。丸山さんのドローン導入は初。各種機種の模擬飛行を見学し、より作業効率がよく、活用できるものを選定。また、丸山さんが中心となり、JA青壮年部活動等を通じて地域の農業者仲間を集め、JAの紹介のもと、長野市農業振興事業補助金「長野市スマート農業用機械等導入支援事業」を活用し、スマートフォンで操作する「XAG P30」を共同購入。また、同市「産業用マルチローター等技術認定取得事業」を活用し、丸山さん含む3名がドローン操縦士ライセンスを取得した。
初飛行は7月19日、丸山さんの水稲採種の水田を会場に実施。追肥を行った。作業予定の15ヘクタール(約90枚)の水田1枚1枚を航空写真からデータに取り込み、肥料10kgを乗せ、自動航行。初飛行のため、設定や操作等に苦戦する場面も。だが、ドローン導入前、炎天下で約30kgの肥料入り機械を背負い、作業員2人で2日から3日かけて作業していた頃よりも「大幅に労力軽減」と丸山さんは喜ぶ。初飛行を見学した近所の農家からも「すごく利口な機械でうらやましい」との声が漏れた。
丸山さんは、6月から7月にかけ、年4回、水田の除草や追肥に活用する予定。また、地域で行っていた共同購入者の水田でも使用し、生産者の労力の軽減、地域の農業の維持発展に寄与する考えだ。

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畦畔の草刈りをラクに!新型機械を実演

畦畔の草刈りをラクに!新型機械を実演

JAグリーン長野と長野農業農村支援センター技術経営普及課は7月20日、長野市大岡地区と信更地区(信田)の計2会場で、「リモコン式畦畔草刈り機」の実演会を開いた。中山間地に位置する両地区は、水田畦畔の草刈りに刈払機を使う農家が多く、安全性や労力で苦労が多い。また、高齢化による離農やこれによる農地の遊休化などを危惧し、スマート農業機械の導入による労力軽減策などを提案。この一環として、また、支援センターが行う「リモコン式畦畔草刈機の貸付事業」の紹介を含めて企画した。
長野市信更町地区では、信更果実流通センターを会場に、JA青壮年部信更支部盟友や水稲を担当するJA営農技術員、農業機械担当職員が出席し、支援センターが説明し、メーカー担当者が操作方法の説明と実演。機械は長野県と(株)牛越製作所が6年かけて共同制作した「かるずら~畦畔45度斜面走行対応クローラ機」。重量は約65kgとコンパクト、専用のリモコンでラジコン間隔で操作ができる。参加者はメーカーから説明を聞いたのち、生産者を中心に操作を体験。生産者は「高齢の方にとっては、重量がやや重く、操作に慣れるまでも時間がかかるので、フォローも必要だが、刈払機で刈るよりも作業が楽で、若手農家にとっても魅力がある」と感想を述べた。支援センターでは全県生産者を対象に、貸出事業を8月19日から10月31日に実施。5日ずつ貸し出し、生産者から使用感等を聞き取り、実用性の評価を行う予定だという。中村幸一課長補佐は「中山間地の労力不足、負担の軽減や景観管理にもつながる機械として、ぜひ実際に活用していただき、農業の継続や農作業事故の防止にもつながげていただきたい」とあいさつ。JAでは、引き続き、支援センターとも連携協力を図りながら、生産者の労力軽減策に、スマート農業に触れる機会を作りながら、スマート農業を推進していく考えだ。

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