JAグリーン長野の話題

生産者を訪ねて魅力に触れる

生産者を訪ねて魅力に触れる

JAグリーン長野と長野農業改良普及センターは1月15日、「第4回トルコギキョウ見学会」を開いた。10月12日に開いた栽培見学会の参加者や、トルコギキョウ栽培に興味を持つ新規就農・栽培者を対象に募集し、6人が参加した。
今回は、「トルコギキョウのハウス訪問」をテーマに、長野市篠ノ井の生産者、奥野健さん(86)のハウスを訪問。約4アールのハウス内で、1月10日に定植されたトルコギキョウを前に、ほ場の状況や定植本数、ハウス設備、定植までの作業の流れなどを普及センター職員や奥野さんが説明した。奥野さんは、自身の経験から、トルコギキョウ栽培には大型農機が不要であり、市場需要も高く安定的な価格で手取りが確保できること、作型を選べば、暖房機等も不要で初期投資も抑えられ、さらに、重労働も少なく女性や高齢者にも取り組めることなどを説明。また、「どんな家庭に飾られ、どんなパーティーで使われるのかを想像し、楽しみにしながら作ることもやりがい。技術指導も受け一生懸命やることで、経験が浅くても、良いものが作れるようになる」と加えると、参加者は頷きながら、メモを取ったり、ほ場を見学しながら、挑戦に想いを馳せた。男性の参加者は、「今日お聞きした話を参考に、すぐにとはいかないが、ぜひトルコギキョウの栽培に挑戦したい」と意欲を見せた。
両団体では、新規栽培者や栽培希望者を募って、2月からトルコギキョウセミナーを季節咲き作型のトルコギキョウの生育に合わせて全5回開催する予定。産地のトルコギキョウ栽培を盛り上げる生産者の育成と、更なる産地の技術・品質向上をはかる考えだ。

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台風災害から果樹再生へ 支援策を説明

台風災害から果樹再生へ 支援策を説明

JAグリーン長野は1月13日から23日まで「台風19号災害 果樹関係補助事業説明会」を6会場で6回開催している。長野市篠ノ井・松代・更北・若穂の被災農家を対象に、千曲川河川敷内の果樹被害について行政の補助事業の内容や申請方法、必要書類などを説明。積極的な活用促進による農業経営の継続・維持をめざしている。
同市篠ノ井の篠ノ井西部青果物流通センター会場で14日に開いた説明会には、被災農家17人が出席。泥水被害を受けたが、次期作が可能な園への支援事業や樹ごと流されたり折れたりした園の改植への支援を含めた「持続的生産強化対策事業(果樹産地再生支援対策産地緊急支援対策)」をはじめ、土砂が堆積・流出した園の整地に関する補助について、助成額や対象条件、申請方法や申請上の注意点を、果樹担当の営農技術員が説明した。技術員は、「行政への提出書類が多く、また、事業ごとの申請となるため、同じような書類を何度か提出することになるが、不明な点や記入方法等は随時JAにお問い合わせいただきながら、対象となる補助事業はしっかりと使っていただき、果樹栽培を続けていただきたい」と呼びかけた。
台風19号では、同JA管内では12月末時点で、管内約195ヘクタールで約2億4千万円の農業被害が発生している。うち、果樹品目の河川敷内の樹体被害は41ヘクタールで1億4千万円強の被害となり、倒木、樹の流出等、今後の営農継続に影を落としている。JAでは、生産者、地域、JAグループと連携し、復旧作業として、樹に絡まったゴミ払いや立て直し、枝払い等の作業を行ってきた。また、農地の再生に向け、果樹の苗木を2千本ほど確保し、春定植に向け、行政に対し、土砂の撤去等の農地整備作業の早期着工・進捗を要請している。引き続き、産地の復旧・復興へ尽力する。

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だるまに地域農業の復興を祈願

だるまに地域農業の復興を祈願

JAグリーン長野は1月8日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで「令和2年流通センター・共選所だるま入瞳式」を開いた。2020年の五穀豊穣、「農業生産目標額65億円の達成」と「生産者手取りの向上」に向けて、生産者・JAの意思統一をはかる恒例行事。生産者代表、JA役職員ら総勢80人が、「目標必達」の鉢巻を身につけ出席した。
冒頭、神農佳人組合長が、「昨年を振り返ると台風による水害となり、生産者、JAとしても早く元の姿に戻したいという思いがある。JAとして、65億円の目標達成必達とともに"復興"に力を入れていく」と強く述べ、生産者に協力を求めた。また、JAの主力品目、果樹、野菜・花き、きのこの生産者代表もあいさつ。小山英壽果実専門委員長は、昨年の厳しい栽培環境を振り返り、「初日の出も天候に恵まれ、今年こそはと期待する。グリーン長野にとっては勝負の年。営農指導を担当する技術員と販売担当の全精力を結集していただき、一つたりとも無駄にせず販売し、生産者と力を合わせて目標必達へまい進していただきたい」と要請した。峯村哲夫野菜・花き専門委員長は「部会員は少ないが、野菜生産販売に全力をあげたい」とあいさつ。宮尾隆義きのこ専門委員長、「令和最初のだるまの瞳入れ。平成を振り返ると、後半、きのこ販売は大変厳しかったが、元号の変更を契機に好転に向かうように生産者・JAの協力をお願いしたい」と話した。
JA・委員長の決意表明後、流通センター・共選所のだるま11体に入瞳。JA役員、各専門委員長、生産者代表が願いを込めながら順に筆を入れ、各流通センター長が仕上げた。黒々とした目が入ったところで、全員で1本締めをし、地域農業の復興に想いを馳せた。
2019年度は、春の遅霜、夏場の高温干ばつ等、異常な気象が農作物の生育に大きく影響。生産販売高は、前年実績95%で推移している。加えて10月の台風19号が千曲川の河川敷に壊滅的な影響を与え、果樹や特産の長芋を含む農産物全般について、20年度以降の生産に影響することが懸念されている。しかし、被災直後からの生産者・JAを中心とした農地の再生に向けた取り組みも進んでいる。JAでは、生産者支援はもとより、生産者と協力し、2020年も生産者の負託に応える営農・生産販売事業をすすめたい考えだ。

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初売りで2020年祝う

初売りで2020年祝う

JAグリーン長野管内A・コープファーマーズ南長野店(長野市篠ノ井)は1月1日、2020年の初営業を迎えた。元日営業は19年に引き続き2度目。開店直後から福箱や新鮮な農産物などを求める客が訪れた。
福箱は、県内A・コープなどで使える「JAまごころ商品券」と食品が入って約200箱を準備。昨年も福箱を購入したという女性客は、「昨年良いものが入っていたので、今年も運試しとして買うのを楽しみにしていた」と話し、家族らと購入品を吟味していた。直売所「グリーンスマイル」に出荷するA・コープ直売会の生産者は、同日も朝7時から出荷を開始。店舗に訪れた同直売会宮尾眞二会長は「昨年は直売会や農業にとって、厳しい年だった。新たな年も台風の影響も残っているが、復興と出荷量の維持が出来れば良い」と話した。
開店前の新年朝礼には、JAの神農佳人組合長、(株)長野県A・コープの小林準一社長が出席。神農組合長は「台風19号で松代店が災害に遭った時には、組合員利用者にご迷惑とご不便をかけたが、この店舗に救っていただいた。改めてA・コープ店は地域に根ざし、職員のみなさんのおかげで潤沢な営業ができている」と感謝を述べ、引き続きの運営協力を要請した。小林社長は、「地元産信州産の農畜産物の販売拠点として、生産者のみなさんとJAグループと一体となり、山を一つ越え二つ越え、新しい事にチャレンジしながら、更なる飛躍をめざしてしていきたい」と抱負を述べた。

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仕事始め式 決意新たに

仕事始め式 決意新たに

JAグリーン長野は1月6日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで「令和2年 仕事始め式」を開いた。JA役職員約70人が出席。「組合員・地域のためのJA」をめざし、2020年の決意を新たにした。
神農組合長は、19年の職員の努力を労うとともに、「全職員が台風災害の復旧復興に懸命に取り組んだ。まだまだ復旧には時間がかかるが、健全にJAを経営し、組合員や職員にも良かったと思っていただけるよう、引き続き努力をしてまいりたい」と抱負を述べた。
式では、19年度に優秀な成績を収めた3支所・3事業所、店舗・環境美化に努めた1支所、優秀な成績を収めた職員13人を表彰。優績支所を代表し、上平修一綿内支所長は「地域から必要とされるJAで在り続けられるように、組合員様とのコミュニケーションを密にし、自分の仕事に誇りを持って努めてまいりたい」と決意表明。岡崎勝一JAファーム篠ノ井店長は「昨年は台風により、組合員の農業くらし、JA施設に大きな影響があるなか、1日も早い復旧に向け、与えられた職場で努力を惜しまず、更なる向上をめざし、業務に励みたい」と表明。優績職員を代表した松代支所宮田侑也金融営業担当は、「お客様利用者とコミュニケーションを深めながら、お客様本位のより良い提案でご満足いただけるよう、みなで努力をしていきたい」と話した。
最後に役員、事業部・室長、支所長、労働組合代表が2体の大きなダルマに瞳を入れ、2020年度のJA事業の発展と役職員の健勝を祈念。20年事業のスタートを切った。

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