JAグリーン長野の話題

女性の力で現状に打ち勝つ

女性の力で現状に打ち勝つ

JAグリーン長野女性部は3月24日、長野市稲里町のグリーンホールミナミで「第26回女性部通常総会」を開いた。部員44人(委任状除く)が出席。2019年度活動結果を共有し、20年度の活動案を決議し、女性部活動のさらなる飛躍へ意欲を高めた。
例年、役員ら100人を超える部員が出席するところ、感染症対策による規模縮小開催により、半数以下の出席。「昨年は、台風被害の記憶もあるなか、少しさみしい」といった声も上がるなかの開会となった。議事では2019年度の事業・活動報告や20年度の活動方針、役員改選議案を含む全5議案を審議。19年度は、「食を守る」活動として、「女性部おこびれ大作戦」や地域小学校での料理教室、JA広報誌への記事提供に取り組んだほか、台風被害による活動中止・自粛の中で、100人以上が集まる女性部大会を開いて、部員間の交流の活性化に取り組んできたことを確認。20年度は、「一歩ふみだす勇気 美しく・しなやかに 仲間とともに☆」をテーマに「食を守る」「農業を支える」「地域における仲間づくり」「JA運営に参画する」ことを目標に取り組むこと、また「SDGs」も意識した活動に取り組むことを確認した。
部長に再任した小林浜子女性部長は、「台風被害以後、またコロナウイルスの影響で、なかなか思うように活動ができないといった状況だが、みなさんの協力で何とか打ち勝ち、女性部活動を盛り上げていきたい」と決意を表明した。神農佳人組合長は、「女性の力をJAの運営に十分に生かしたいと考えるので、ぜひ引き続き職員共々JAへの協力をお願いしたい」と述べた。

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復興急いで果樹苗木を準備

復興急いで果樹苗木を準備

JAグリーン長野営農部は3月19日と23日、長野市若穂の若穂果実流通センターで、台風19号災害対策で確保した果樹の苗木の仕分け作業を行った。営農技術員と流通センター職員が、種苗業者から届いた苗木の品種等を確認し、農家各戸の希望本数に合わせて分け、農家への配送準備を整えた。
苗木の注文は毎年、生産部会員を対象に振興品目のモモやリンゴ、アンズ、プルーンなどを中心に紹介し、9月に予約を取ってとりまとめ、優良種苗業者に発注。各戸の生産量や産地の維持拡大をめざしている。2019年度は、9月のとりまとめ後、台風19号によりモモやネクタリンなどが広く栽培される千曲川河川敷で、樹が丸ごと流されたり、倒れたりと、甚大な樹体被害が発生。JAでは、緊急で種苗業者の苗木確保を依頼し、11月から12月末に再度、生産者を対象に予約注文・とりまとめを実施。モモ「川中島白桃」「あかつき」「なつっこ」を中心に、追加で約2,100本を追加で発注した。
仕分け作業は、同センターの冷蔵庫で、一定の温度・湿度の中で苗木の品質維持に注意を払いながら実施。品種をはじめ、苗木の伸長、根の状態を確認して、各戸ごとにひとまとめにし、根を守るため、肥料等の空き袋に入れて、根元を縛って保管した。農家への配送は、翌日24日から順次、営農技術員や生産購買部担当らが各戸へ届け、各戸では、ほ場の準備が整い次第、4月上旬頃までに定植する。営農技術員は「暖かく生育が早まっているので、作業遅れのないように定植して欲しい」と話している。JAでは、3月30日・31日に管理講習会を3センターで開催し、苗木の定植法や補助事業、凍霜害対策等について指導する予定だ。

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10日早く開花見込み 凍霜害に万全対策を

10日早く開花見込み 凍霜害に万全対策を

JAグリーン長野管内で最も早く出荷が始まる果樹の主力品目「アンズ」の花が、開花を迎える。3月19日午前の時点で営農部営農技術員が開花調査したところ、定点木では開花が見られなかったものの、樹勢の弱い樹や日当たりの良いところで開花。開花宣言は通常、定点木で2輪連続して開花した時点で行う。開花の見込みは、地域住民らによる「あんず祭り」が開催されるほ場では20日頃、定点木は23日頃と見ている。いずれの地点でも昨年に比べ11日早い開花見込みだ。
開花の早まりは、今冬(12月~2月)の気温が高温傾向で推移したこと、降雪も少なったことによるもの。3月9日には平坦地で氷点下7度まで気温が下がったことにより、平坦地の開花直前のアンズの樹で一部凍霜害が確認され、被害の状況を営農技術員が経過観察している。10日以上早い開花により、JAでは、万全な凍霜害対策を注意喚起する。各戸で日々気象予報を確認してもらうことや、気温低下が予想される日には燃焼資材を活用した燃焼法による被害防止、また、労力の軽減を含めて「霜ガード」などの資材の活用を薦めている。営農技術員と現地調査に回った生産販売部販売担当は、「市場からの出荷要望も強く、より多く出荷していただけるよう、大変だが凍霜害対策をすすめ、出荷に結び付けていただきたい」と話した。
毎年、地区の農家ら東条あんずまつり実行委員会が開く「東条あんずまつり」は、新型コロナウイルス感染防止のため、物品販売やステージイベントなどを中止。生産者は「残念ではあるが、あんずの花はぜひ見てもらえれば良い」と話すとともに、写真コンテストは開催予定だという。
管内の他の果樹品目は、主力のももとりんごはともに発芽が昨年より12日早くすすんでいる。JAでは確実な着果確保へ、注意喚起を強める。

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花き部会総会

花き部会総会

JAグリーン長野花き部会は2019年度、出荷量160万本(前年比101%)、生産販売金額9千百万円(前年比93%)となった。19年10月の台風19号で主力のトルコギキョウやユーフォルビアが、ハウス・花の冠水被害を受け出荷に影響し、トルコギキョウは品質・数量とも前年の80%となったが、振興品目である「コギク」や花木「ユーカリ」の「その他切り花」の出荷者が増加し、両品目とも数量・生産販売額ともに前年を超えている。
さらに花き部会は、花き品目の出荷を増やし手取りの向上と農業活性化をはかろうと3月17日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで通常総会を開いた。新型コロナウイルス対策へ、懇親会等を中止するなど規模を縮小したが、部会役員やJA役職員のほか50人を超える部会員が出席した。総会では部会事業の実績や20年度計画、役員改選を盛り込んだ4議案を審議。20年度計画案では、8専門部活動を主体に講習会や研修会等を行いながら技術向上・品質統一につなげていくほか、毎年部会加入員が増えていることをふまえ、女性対象研修会やフラワーセミナー等を実施し、会員間の情報共有の活性化をはかるとともに、複合栽培に取り組んでいくことを営農部担当が上程し、拍手で承認した。
山岸懿部会長は「台風で大きく被害を受けたが、部会員みなさんの努力でまずまずの成績を収めることができた。今年度はオリンピック需要等を見込んでいたが、このコロナ等で年度最初から需要の落ち込み、残念。このなかだが、みなさんの懐が少しでも温まるよう、ぜひ1本でも多く出荷していこう」と呼びかけた。安藤猛常務は、「台風の影響もあったが、部会員のみなさんの努力でしっかりとした実績を残していただいた。出荷量も部会員も増え、花はまだまだ伸びていくのでJAとしてしっかりと支援をしていく」と話した。総会では新役員も承認され、新部会長には渡邉修雄さんが就任した。

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品質良い種子へ管理徹底

品質良い種子へ管理徹底

JAグリーン長野と長野農業改良普及センターは3月18日・19日、水稲採種部会員と長野市信更町の水稲生産者を対象に、種子消毒特別講習会を4会場で開いた。病害の無い高品質な種子生産に向けた、今年で3年目の取り組みだ。
このうち18日、信更町の信更果実流通センターで開いた講習会には37人が参加。長野農業改良普及センターと農薬メーカーが講師となり、薬剤の使用法や種子消毒の注意点などを説明した。普及センター職員は、「種子消毒は基本。改めて確認し、部会の方はもちろん、部会員以外の方も含めて、地域一体となって、種子の病害を防止し、品質の良い種子生産をめざしてほしい」と話し、手順として、作業舎内・機械の清掃や温度計等の器具の洗浄の徹底、種子浸水時の薬液量や水温、浸種時間に注意をするよう指導した。農薬メーカーは、フロアブル剤はよく振って使用すること、希釈倍率を遵守することなど基礎を説明すし、種子全体に薬液がかかるように伝え、消毒薬剤へと水への浸種を実演した。生産者からは薬液の希釈倍率や発芽後の管理について多数の質問が上がった。生産者は「改めて確認できたので良かった。また今年も頑張って良いものを作りたい」と声を寄せた。JAでは、水稲種子の一産地として、生産者とともに産地維持に向けた高品質生産と生産者の確保に努めるとともに、関連機関と連携した指導や種子出荷に引き続き取り組みたい考えだ。

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