JAグリーン長野の話題

コロナ対策して「総代会」を開催

コロナ対策して「総代会」を開催

JAグリーン長野は、長野市篠ノ井のグリーンパレスで5月27日、「第27回通常総代会」を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止としてマスクの着用、アルコール消毒を施し、総代732人のうち、本人出席22人、書面議決書627人、来賓には出席を控えていただくなど縮小規模のなかで、上程した全6号議案について審議をすすめ、承認を得た。
神農佳人組合長は冒頭のあいさつで、事業環境が厳しいなか、組合員の協力により2019年度事業について計画を達成し、優秀な成績を納めたことに感謝を表明。また、事前に総代より寄せられた「種苗法へのJAの対応」「組合員に寄り添った事業運営」への意見・要望について回答し、即対応することを約束するとともに「組合員とともに事業をすすめることを常に肝に銘じ、計画の策定や改善につなげてまいりたい」と決意を示した。
時間短縮開催による出席総代の安全を確保するため、昨年議長経験のある轟良夫さんと玉川晴美さんが議長として議事進行。第1号議案「令和元年度事業報告、事業報告の附属明細書および剰余金処分案の承認について」では、駒村信一専務が登壇し、台風19号による農業・くらし・JA施設の甚大な被害等があったなかで、計画を上回る事業総利益37億円余を確保したことを報告した。また、第2号議案「令和2年度事業計画ならびに収支計画の設定について」では、台風19号からの農業の復旧・復興、担い手確保に向けた補助・支援事業の推進、事業基盤の確保に向けた営業力強化を通じた貯金・貸出金の増強、"人"の重点を置いた共済保障の充実などを通じ、農家組合員・地域を支えるJA事業をめざしていくこと方針を示した。第5号議案では、農家組合員数の減少や中山間地域の高齢化に対応するため、総代の意見を反映させた上で、総代定数を554人に変更する議案を駒村専務が説明。全議案について、出席総代の挙手と議決権行使書による賛成多数により承認された。
これを機に、JAでは2020年度事業の計画達成に向けて、各事業総力を結集し、取り組みを加速。新型コロナウイルスによる経済情勢の悪化等、事業環境は厳しさを増すが、役職員一丸となり組合員目線の事業運営につとめる考えだ。

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カットリンゴで省力・手取りアップ

カットリンゴで省力・手取りアップ

JAグリーン長野りんご部会は、長野市真島の真島フルーツセンターで5月22日、「カットリンゴ」の講習会を開いた。出荷希望者14人が参加し、営農技術員から作業のポイントや集出荷までの流れを確認した。
この取り組みは、栽培時から「カットリンゴ用」をめざして栽培し、肥大・着色管理を最低限にし、作業管理の省力化や荷造り作業の省力化により手取りの確保につなげるもの。リンゴの大きさはJAで集荷する最小の大きさ50玉(約200g)以上となれば良く、収穫作業も一回で済む。食味が良いことが前提で、糖度・歯ごたえの良さを重視しているが、加工先からの評価はよく、日当たりを確保し、収穫時期を逸しないことで、味の良さを確保できると見ている。JAでは、(1)収穫したものの全体から加工向けを選別する (2)最初からカットリンゴ専用園・樹と決めて省力栽培する といった2案を提案し、各戸の経営や労力、作業の進度、仕上がった品質等から、総合的な判断を促しつつ、業者への安定供給と各戸の安定経営に向けて栽培面積の多い生産者や集落営農グループには(2)の方法を推進。部会内に「カットリンゴの会」を設置し、会員登録とともに出荷計画を聞き取り、業者への安定供給につなげる。昨年は15戸が取り組み、約900ケース(1ケース18kg)を出荷した。
講習では、栽培の利点や管理上の注意点をJA営農技術員が説明。あわせて、加工先の要望をふまえた集荷品種や選別基準などを伝えた。また、特に業者からは「シナノゴールド」への要望が寄せられているが、昨年は10月の台風19号により出荷量が激減。改めて、需要が高まっていることも含めながら、経営・作業の状況に合わせて、出荷計画を提出してもらい、省力栽培による営農継続と10アール当たりの収量アップ・出荷量アップを要請した。生産者からは、単価アップに期待が寄せられた。
JAでは、部会員のうち、講習会参加者以外からも会員を6月いっぱいまで募る予定。出荷量を大よそ把握した後、業者との価格交渉に臨む。加工業者では、出荷物の皮をむいて芯をとり、適度な大きさにカットし、県外のコンビニエンスストアを中心に長野県産リンゴとして販売する。通勤途中の会社員や若い世代へのリンゴの消費拡大を促したい考えだ。

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成長品目「ぶどう」 共に盛り上げよう

成長品目「ぶどう」 共に盛り上げよう

JAグリーン長野と長野農業農村支援センター(旧 長野農業改良普及センター)は、「グリーンセミナー ブドウ講座」を開講した。無核・皮ごと食べられる「シャインマスカット」「ナガノパープル」の栽培法「短梢栽培」を指導するもので、今年で11年目。定年帰農者・新規就農者を対象に、これから栽培を始める者や生産をスタートしたばかりの生産者など、20代から70代までの37人が受講を希望した。
初回は5月20日に松代農業総合センターで開講式やオリエンテーション、ほ場に移り、「芽かき」、「若木の管理」をJA営農技術員とセンター担当が説明。新型コロナウイルス対策として3密を避けるため、2班に分かれて、それぞれに実演も行いながら指導した。ブドウ栽培に初挑戦という男性は、「周囲から良いと薦められ、定年を機に導入したが、分からないことばかりなので、良い実がとれるように頑張りたい」と意気込みを見せた。開講式で挨拶した関野浩邦営農部長は、「果樹のなかでも特に伸びている品目なので、お客様に選ばれる産地となるようにJAも取り組んでいるので、ぜひここで学び、一緒にブドウ産業を盛り上げていただきたい」と話した。
セミナーは作業に合わせて計8回、2月下旬まで開講予定。JAでは部会加入・JA出荷等も推進しながら、営農・経営サポートにつなげたい考えだ。

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先生にマスクを贈呈

先生にマスクを贈呈

JAグリーン長野女性部は5月21日から26日の4日間、JA管内23小学校に「手作りマスク」を届けた。これは、新型コロナウイルス感染拡大防止により品薄傾向にあったことを鑑み、4月中旬から女性部員が個々に制作してきたもの。5月上中旬までに1,153枚ほどが集まった。地域に役立ててもらいたいと贈り先を検討するなか、地域の子ども達の成長を支援するべく、小学生児童への教育を担う教職員に届けようと、JA生活指導員がJA管内の小学校に確認し、全小学校から承諾を得た。
19日には女性部役員が臨時役員会を長野市篠ノ井のグリーンパレスで開き、各校の教職員の数に合わせて集まったマスクの仕分け作業。教職員に選ぶ楽しみも届けようと、柄や色に偏りがないように心を配った。
女性部役員は、配布は各日2班に分かれて、女性部正・副部長とそれぞれの地区の総支部役員が贈呈に学校を訪問。25日には、A班として、更北総支部内川千恵美総支部長と中澤かをる副支部長、小林浜子女性部長が更北地区3小学校を訪れた。このうち長野市立青木島小学校からは事前に「マスクを忘れた児童にも配りたい」との要望があり、児童用の大きさのマスクも含めて、25枚を準備。小林浜子部長が、経緯を説明するとともに、「学校のためにぜひ女性部にできることがあれば協力させていただきたい」とアピール。教頭は、マスクの感謝とともに「ぜひお願い今後声を掛けさせていただきたい」と話した。各校教職員からも喜びの声が次々に寄せられ、女性部は活動と地域貢献への手ごたえをつかんでいた。

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担い手支援講座 開講

担い手支援講座 開講

JAグリーン長野は、定年帰農者、新規就農者、女性生産者など担い手向けの農業講座「グリーン農業講座」を2020年度も開講した。管内の男女37人が受講を希望。新型コロナウイルス感染拡大防止として、4月に予定した開講式・初回講習は中止し、5月のスタートとなった。
この講座は、「農業の入り口」講座として新聞折り込みやJA広報誌等、組合員以外から幅広く受講生を募集し、農作業時期に合わせて月に1回・原則土曜日に開く。JA主力の果樹品目、野菜、水稲、花き、農業資材、健康管理等、農業の拡大・継続に向けた内容幅広く取り上げて、知識や技術の習得のほか、JAとのつながり強化、JA利用促進もはかっている。グリーン農業講座受講後、部会への加入や講座をきっかけに新たな品目を導入する受講生OBも増え、担い手育成や生産維持拡大に寄与している。
今年度初回となった「果樹(モモ・リンゴ)の摘果作業」の果樹講座は5月16日に長野市真島のモモとリンゴの果樹園で開催。23人が出席し、モモとリンゴ担当の営農技術員が実演を交えて、基礎知識や摘果作業の注意点、病害対策について指導した。受講生は、技術員の説明を熱心に聞き、頷きながらメモし、それぞれに質問を寄せ、スキルアップを図っていた。受講前から果樹作業の手伝いをしていたという受講生の一人は「見よう見まねだったことばかりで、説明を聞いて初めて意味が分かることが多かったので、しっかり学び、作業に生かしたい」と意欲を見せた。JA担当者は、「この講座をきっかけに技術を磨いていただくことはもちろん、部会にも加入していただき、講習会等にも参加して、出荷につなげていただきたい」と話した。
JAでは「グリーン農業講座」のほか、流通センター・共選所ごとにその地域で振興が盛んな果樹品目を取り上げる「果樹セミナー」、花き「トルコギキョウ」の振興をめざした「トルコセミナー」を開き、担い手育成を通じた産地の維持・拡大をめざしている。

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